🎧 心が焦るとき、音を変えてみる
〜ロリンズから山カフェへ。暮らしの中の小さな自己調整〜
最近、作業中の音楽にソニー・ロリンズを選んでいた。
エネルギーに満ちていて、力強くて、カッコいい。
でも、ふと「なんか心が焦ってるかも?」と感じた。
心がザワザワして、落ち着かない。
何かに急かされてるような感覚。
これ、たぶん音楽のテンポや音の強さに、私の内側がちょっとついていけてないんだ。
そこで、山カフェの音源に切り替えてみた。
いつもの、静かで穏やかな、自然音のようなサウンド。
すると……
焦っていた心が、すーっとほどけていく。
肩の力が抜けて、呼吸が深くなる。
「あぁ、やっぱりこっちだったんだな」って、体と心が教えてくれた。
🌿 パーマカルチャーの視点で見てみると…
この小さな音楽の選び直し、実はパーマカルチャーの原則とぴったり重なるなぁと思った。
🌀原則①:
Observe and Interact(よく観察し、丁寧に関わる)
まず最初に「なんか焦ってるかも?」って気づけたのは、
自分の内側を観察できていたから。
そして、ただ気づくだけじゃなくて、
「じゃあ音楽を変えてみよう」って関わることができた。
ここが、とてもやさしくて大事な一歩。
🧭原則④:
Apply Self-Regulation and Accept Feedback(自分を整え、気づきを受けとめる)
焦りを無視せず、「いまの私はこれじゃないな」とフィードバックとして受けとめて、
ロリンズから山カフェへ切り替えた。
それは「こうあるべき」に縛られず、
今の自分に合う状態にそっと調整する、ゆるやかな自己調整だった。
🍃原則⑫:
Creatively Use and Respond to Change(変化を受け入れ、創造的に対応する)
心の変化に気づいて、
その変化に対してやわらかく音楽を変える。
そんな「創造的な対応」も、小さな実践のひとつ。
日常の中のほんの小さな選択だけど、
こういうことの積み重ねが、きっと大事なんだと思う。
☕ 「自然体でいられる音」を選ぶこと
ロリンズを否定したいわけじゃない。
あの音が力をくれる日も、もちろんある。
でも今日は、**「自分を急かさない音」**が必要だったんだ。
音楽に限らず、「いまの私にとって心地いいもの」を選ぶ力って、
暮らしを整えるパーマカルチャー的センスなんだと思う。
🍀 おわりに:小さな選択が、やさしい暮らしをつくる
「なんか焦ってる」
「ちょっと音を変えてみようかな」
そんな小さな気づきと行動に、原則①・④・⑫のエッセンスがちゃんと宿っていた。
パーマカルチャーは、畑がなくても実践できる。
私の暮らしもまた、音の選び方ひとつで、少しずつ整っていく。
今日のこの気づきも、そんな「小さな実り」のひとつとして、大切にしていきたい。
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