畑がなくても、暮らしが土壌になる：パーマカルチャーの思想とわたしの実践

 

「畑がなくても、暮らしが土壌になる」

そんな言葉がふと心に浮かんだ。

土地もスペースも体力もないけれど、

それでも私は、自分の暮らしの中でパーマカルチャーを育てていきたい。

🌱 パーマカルチャーってなんだろう？

一言で言えば、自然と共に生きるためのデザイン。

畑や森のことだけじゃなくて、家の中の暮らしや人との関係、自分自身のリズムも含めて「どう整えていくか？」を考えるもの。

🌿 根っこにある3つのエシックス（倫理）

1. 地球への配慮（Earth Care）
   　自然、生き物、水、空気、土…あらゆる生命に優しくすること。
2. 人への配慮（People Care）
   　自分も、まわりの人も、無理せず大切にする。
3. 余剰の分配（Fair Share）
   　「ちょうどいい」を見つけて、余ったものを自然や他者に還すこと。

🍀 暮らしの中で使える12の原則（一部紹介）

• 観察して、関係性を感じ取る
• 少しずつ変化させる
• 廃棄物を出さない
• 小さくて、ゆっくりがいい
• 身近なところから始める
• 変化への対応力を育てる　…など

これ全部を完璧にやるんじゃなくて、今の自分に合うものを少しずつ取り入れていくことが大事なんだって思う。

🪴 わたしなりの「暮らしのパーマカルチャー」

• ミニマルな暮らし → 「余剰の分配」「廃棄物を出さない」に通じる
• AIとの対話 → 思考と感情の循環、暮らしのデザインとして
• スマホ1台での発信 → 少ないリソースで小さく、でも確かなアウトプット
• 運動や体調管理 → 「人への配慮」の一環としてのセルフケア

自然を観察するように、自分の暮らしをそっと観察する。

少しずつ整えていくそのプロセスこそが、パーマカルチャーの実践。

暮らしが整うたびに、自分の中に小さな畑ができていく気がしている。

このブログも、その畑の一部です🌸

🕊️ おわりに

「大きな畑がなくてもいい」

「本格的な田舎暮らしじゃなくてもいい」

大切なのは、“どう暮らすか” を考え続けること。

パーマカルチャーの思想は、

そんな日々の中に、ひっそりと根を張っていくのだと思う。