観察し、関わる:暮らしに余白をもたらす目と心と私の暮らし

 


パーマカルチャーの原則①




観察し、関わる:暮らしに余白をもたらす目と心と私の暮らし



Observe and Interact|観察し、関わる




パーマカルチャーの最初の原則は、

「Observe and interact(観察し、関わる)」。


自然や人、そして自分自身と調和して生きていくための、

とても大切なまなざしの原則です。


この言葉に出会ったとき、私は

「外に何かを“足す”のではなく、“今あるものをよく見る”ことから始まるんだ」

と感じました。





原文より



“By taking the time to engage with nature, we can design solutions that suit our particular situation.”


「自然と向き合う時間を取ることで、私たちは自分の状況に合った解決策をデザインすることができる。」





「観察する」とは、余白をもつこと



観察って、

特別な知識や道具がなくてもできること。


大事なのは、「今ここにあるもの」に目を向ける時間をとることなんだと思います。


・朝の空の色や風のにおいを感じる

・部屋のなかの違和感に気づく

・なんとなくの疲れに「どうした?」と声をかける


観察することで、

自分や空間に少し余白が生まれて、

その中に「次にどうしたいか」がふっと見えてくるような気がします。





「関わる」とは、やさしく動くこと



関わるっていうのは、

何か大きなアクションを起こすことだけじゃなくて、

やさしく一歩、手を伸ばしてみることかもしれません。


・散らかった机を5分だけ整える

・「疲れた」と感じたら、ちょっと横になる

・気になっていた本を手に取ってみる


自然や人との関わりだけでなく、

「自分自身との関わり方」も大事にすること。

これもパーマカルチャーの「関わる」なのだと思います。





私の暮らしの中の「観察」と「関わり」



私は日々、自然に囲まれた暮らしをしているわけではありません。

でも、よく見てみると――こんな「観察」や「関わる」が日々の中にありました。


・朝、子どもを送る道すがら、空の色や街の音に目を向ける

・お風呂掃除で、なかなか取れないカビをこすりながら、

 「カビもカビなりに、自分たちの集落を作ってるんだな」と思うことがある

・トイレ掃除では、素手でウタマロクリーナーをつけたペーパーで磨いています。

 その作業をしていると、なぜか心の中もすーっと澄んでいくような感覚になる。

 毎日できたらいいなと思いながら、今はぼちぼちの頻度で続けています

・体や心に違和感があるとき、

 生成AIに問いかけてみることで、自分の状態を客観的に見つめ直せることもあります


どれもほんの小さなことだけど、

こうした気づきやまなざしの積み重ねが、

「Observe and interact」=観察し、関わるということなんじゃないかと思っています🌿





編集後記:ペイルのひとこと🌱



「観察」と「関わる」って、最初はなんだかむずかしい言葉に思えました。


でも、暮らしの中で思い返してみたら、

子どもを送る途中の空の色、

お風呂掃除をしてるときのカビとの向き合い方、

トイレを磨きながら感じる心の静けさ、

AIに問いかけながら少しずつ気づきを得る時間――


けっこうすでに“やってた”ことがあったなぁって思ったんです。


「正解」を探すより、

「今の自分」をちゃんと見て、やさしく関わってあげること。

それがこの原則の本質なのかもしれないな〜と思っています🍃





次回予告 🌼



次は、原則②

**「Catch and store energy(エネルギーを捕まえて蓄える)」**をテーマにお届けします。


自分の中のエネルギーってどうやってためる?

体力・気力・お金・時間…いろんな視点で一緒に考えてみましょう🌱


コメント

人気の投稿